日本グランデのSDGsへの取り組み


SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは

SDGsは「Suistainable Development Goals」の略で、
日本語では「持続可能な開発目標」と訳される国際社会共通の目標です。
持続可能な開発とは、将来世代に負担を強いることなく、今のニーズを満たす目標のことであり、
SDGsは「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現をめざしています。
具体的には持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、
地球の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、
我が国としても積極的に取り組んでいます。


17の開発目標

01.貧困をなくそう

02.飢餓をゼロに

03.すべての人に
健康と福祉を

04.質の高い教育を
みんなに

05.ジェンダー平等を
実現しよう

06.安全な水とトイレを
世界中に

07.エネルギーをみんなに
そしてクリーンに

08.働きがいも 経済成長も

09.産業と技術革新の
基盤をつくろう

10.人や国の不平等を
なくそう

11.住み続けられる
まちづくりを

12.つくる責任 つかう責任

13.気候変動に
具体的な対策を

14.海の豊かさを守ろう

15.陸の豊かさも守ろう

16.平和と公正を
すべての人に

17.パートナーシップで
目標を達成しよう

SDGsとCSR・ESGとの違いとは

SDGsと似た取り組みとして、CSRやESGなどがあります。
CSRとは「Corporate Social Responsibility」の略であり、企業の社会的責任を表しています。
企業は単に利益を追求すれば良いわけではなく、社会への影響についても責任をもって行動すべきだという考え方です。
一方、ESGは、「Environment(環境)」、「Social(社会)」、「Governance(ガバナンス)」の
それぞれの頭文字をとった表現です。 それぞれの要素は、投資家の目線から企業を評価する際の重要な基準になります。
SDGs、CSR、ESGの考え方にはいずれも社会や企業の持続性を高めるという目的があり、
強い関連性があるのが特徴です。SDGsは目的達成のため、CSRやESGよりも大きな視点かつ広範囲で、
具体的な取り組みをしていく考え方と捉えるとよいでしょう。

SDGs達成に向けた日本グランデの取り組み

日本グランデは、国連が提唱するこの「持続可能な開発目標」に賛同し、
「持続可能な社会の実現」に向けた事業展開が重要だと考えています。
当社は自らの事業特性を踏まえ、SDGsの目標の中から取り組むべき課題を抽出し、
それらを解決すべく以下に示す4つの目標について重点的かつ持続的に取り組んでいます。

環境・社会・社内の課題を解決し持続的成長を果たすため、
当社グループは2022年9月に「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。
委員会は管理部、事業部、企画設計部、営業企画部の全部署が参画しています。

SDGsの目標の中から以下に示す4つの項目について重点的かつ持続的に取り組んでいます。

  
サステナビリティの目標 関連する項目 方針

高品質なライフステージの創造

人生の中で最も高価な買い物と言われる住宅の提供

高齢者の豊かな暮らしを実現するサービス付き高齢者向け住宅の運営

●長く快適に住み続けられる建物であり修繕し易い設計
●ユーロスタイルでありながら周辺環境と調和した
ライフスタイルの提供
●認証パーム油など持続可能な原材料の使用
●カーボンニュートラルLPガス設備の標準化

誰もが生きやすい社会の構築

多様性を認め、尊重し、応援する文化を社内から発信する
●多様な人材が働きやすい職場環境の提供
●ジェンダー平等に向けた文化づくり
●後世に残す教育環境の整備と公正な評価

地球に優しい環境の醸成

環境問題に取り組みながら、持続可能な社会に貢献する
●サステナブル素材・商品の導入
●ZEH基準マンションの推進と提供
●自然災害に強い建物・設備の提供
●石化由来プラスチック使用量の削減

コミュニティの形成

ステークホルダーとのコミュニティを形成し、
共に発展する
●社員の健康管理と健康増進
●お客様・取引先企業との良好な関係
●地域社会との紐帯強化
●住宅ローン困窮者の救済